父の葬儀の会場選びでの反省点

父の葬儀を行った際に、場所選びで悩みました。
我が家はUR団地住まいなのですが、駅から順に4ブロックに分けられた中で一番奥のブロックでした。
駅からの徒歩時間は30分弱、団地内ですので循環バスかタクシーになります。

ブロック別にそれぞれ集会所があるのですが、我が家のブロックの集会所は駅からも遠く、葬儀に参列して下さる方が大変だと思い、駅に一番近いブロックの集会所を借りることにしたのです。

s_038当日は家族としては自宅から遠いこともあり多少面倒でしたが、いらして下さる方が少しでも楽になればと思い、何度か自宅と集会所を往復しながらも葬儀をとり行いました。
ところが何人かの人達は場所が分からずわざわざ自宅までいらして下さり、隣近所の人達に葬儀場を尋ねていったとのことでした。
中には当然自宅近くの集会所に間違いないだろうと思いそのままタクシーで駆けつけて困ってしまい、結局葬儀に間に合わなかった、と言う人もいて申し訳なく感じたのです。

遠方の方の為にと自宅から遠くても駅に近い集会所を選んだのですが、返って何人かの人を混乱させてしまったのです。
葬儀は突然のことですので心構えができず、冷静な判断ができなくなってしまうものです。
今となっては多少駅から遠くても自宅に近い集会場の方が良かったのではないかと思っています。
父の知り合いともなると高齢者が多く、自宅は分かってもその周辺の土地勘がないと迷ってしまう可能性も高いと先に気づくべきでした。

今の若い人はスマホから所在地の検索ができますが、スマホ世代ではない人にとっては「自宅」こそが重要なポイントとなるのです。
団地の集会所は割と引っ込んだ分かりにくいところにあることが多いものです。
大勢の人が来ると予想される葬儀ならば地図の案内もしっかりしていて分かり易い葬儀会社の仙台迎賓館 斎苑を借りた方が良かったかな、と反省しています。